TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷とは
TFCC(三角線維軟骨複合体)は手首の小指側に位置する軟骨や靱帯の複合構造で、手首の負担を減らす役割と手首の安定性を保つ役割を持っています。
手首の使い過ぎ(オーバーユース)により、TFCC(三角線維軟骨複合体)部分を損傷する事をTFCC損傷と言います。
TFCC損傷の症状
手首を動かした際に手首の小指側(尺側)に痛みがあり、特にドアノブを回す動作やタオルを絞る動作などの手首を捻じる動作での痛みは強くあらわれます。
症状が悪化するとTFCC部に熱感や腫れが出てきます。
TFCC損傷が発生する原因
転倒や交通事故で手首に強い衝撃が加わったり、仕事などで長期間トンカチやドライバーを繰り返し使う。または、ゴルフや野球などスポーツで、繰り返し使い手首に負担が加わって起こるオーバーユースが原因となります。
また、前腕部の骨折による変形治癒や加齢による変性(尺骨が橈骨よりも長くなっている事)によってTFCCに負荷がかかり発生する事もあります。
違和感があるだけでも中野区の東中野さわやか整骨院に一度ご相談ください。
TFCC損傷を放置するとどのようなリスクがあるのか?
いつまで経っても痛みが治らないTFCC損傷を放置しておくと、永久的に痛みが残ってしまう危険があります。
TFCC損傷は怪我やオーバーユースなどによって起こるため、放置してもなかなか治りません。
日常生活を見直し、使い過ぎを防止したり、安静にして日常生活を過ごさなければ症状がどんどん進行していく事があります。
さらに、最悪症状が進行し重症化すると、手術の適応になる事がありますので、早期治療をする事が大切になります。
各医療機関のTFCC損傷に対するアプローチ
◼️自宅でケアを行う
セルフケアのメリットとして、自宅で簡単にケアができ、治療費の負担を減らせ、通院の負担を減らせる等があげられます。
現状TFCC損傷を起こしておらず、予防をしたい方におすすめの方法です。
ケア方法としては自宅でストレッチを行う事や温める事です。
中野区の東中野さわやか整骨院ではストレッチの指導や日常生活の指導も行なっております。
◼️病院での治療を行う
MRI等を用いた画像診断、薬の処方により一時的な症状の緩和等を行います。
画像診断は損傷度合いを正確に見る事ができ、さらには画像を比較して治癒の経過を追う事ができます。
また、薬を飲み事で痛みの軽減ができるので、日常生活や仕事での負担を減らす事ができます。しかし、薬は痛みを感じさせてないだけですので、痛みがないからと手首を使い過ぎてしまうと炎症が強くなってしまうので注意が必要です。
◼️整骨院・接骨院での治療を行う
整骨院・接骨院での治療のメリットとして、薬を用いない、電療機器や手技による治療、また診療時間が長い等があげられます。
薬に頼りたくない、仕事等で帰宅が遅い方には整骨院・接骨院の治療がおすすめです。
各医療機関で症状が改善されない場合は、中野区の東中野さわやか整骨院にご相談ください。
中野区の東中野さわやか整骨院で行なっている施術の特徴
中野区の東中野さわやか整骨院では、低周波などの電気療法だけではなく、痛みが強く出ている方に対してプロアスリートなども使用する電気治療の「ハイボルト療法」や炎症の回復力を高める微弱電流の「マイクロカレント」を用いて損傷部位の深層組織にアプローチをし、早期に炎症を取り除きます。
また、手首をなるべく動かし過ぎないように「ギプス固定」、「テーピング」、「サポーター」などで固定をし安静を図ります。
TFCC損傷は放置せず、中野区の東中野さわやか整骨院に一度ご相談ください。